いよいよデータベースの根幹に入っていきます。
今日は、リレーショナルデータベースとは?を学びます。
データベースは色々ありますが、単純なカード型データベースと今回学習するリレーショナルデータベースというものがあります。(他にも有ります)
- カード型データベース
例えば名刺入れのようなものです。
カード一枚一枚に必要な情報全てが描かれています
名前、会社名、肩書・・・等 - リレーショナルデータベースとは
カードで重複する部分(例えば会社名)は別のノートに記録しておいて、カードには特定できる番号だけを記入しておき、会社名の情報が必要になったらその番号を頼りにノートを確認するというものです。
メリットとしてはカードに記載する文字が少なくて済みます。 - カード型、リレーショナル型の例
例えば下記のような表があったとします。
一行の内容が一枚のカードに書かれているとすると0001番はAさんで住所は東京都葛飾区新小岩、〒は124-0024です。
0001番の氏名、住所、〒は次の行以下も一緒です。
手書きだったら同じ内容を記載する手間があり、表計算では同じ内容をコピーしていかなくてはなりません。
さらにAさん住所変更があった場合は、対応する行全てを修正しなければならず・・・・面倒です。
そこで、上記のように住所録のようなノートを作って必要に応じてそれを参照すれば効率が良くなります。
※ただ、他の人が住所録を使っている場合は待たなくてはなりませんが・・・もし上記のような住所録があれば、下記の記載事項だけで済みます。
手書きの住所録では大変ですが、Access等を使えば自動で参照できます。
社員番号を手がかりとしてテーブルを参照します。
これがリレーショナルデータベースでカード型と比べてメリットとしては下記の通りです。- 文字数(データ量)が少なくて済む
- 住所変更があった時住所録を変更するだけで終わる
※カード型はカード全ての情報を変更する必要有り - 入力ミスが減る(手書きであれば記載ミス、PCであれば入力、コピーミス)
結構便利そうです。
形が決まっている作業についてはデータベースを作っておいたほうが間違いが少なく、また効率も良さそうです。
さらにお気づきかもしれませんが、最初の表で商品がいくつかありますが、当然商品には金額や販売先、メーカー、素材etcの情報がありますので、これも商品録?を作ると便利そうです。
住所録など参照されるものを「マスタ」と言うと思いますが、さてさてここでははなんていうんだろ?。これから勉強していきたいと思います。
【使用している参考書】
※このブログは私自身の勉強の記録ブログなので自分がわかっていることは省きながら進めています。故に抜け漏れが多いです。きちんと学習したい方は基本テキストを準備して学習されることをおすすめします。
【参考テキスト】
下記書籍を参考に独学させて頂いています。
図が多くて分かりやすいです。
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