値の入力制限はフォームで制限することもできますが、Accessではデータベース自体に制限をかけることができます。

データベースで制限をかけておけばデータが入ってくるときにチェックができるので入力されたデータの信頼性が高いものになると思います。

  1. まずは現時点でのデータベースの挙動を確認します。
    数量に-10と入力しても異常にはなりません。
    しかし数量が-10というのは現実的ではないので、マイナス値の入力に制限をかけます。加えて単価が0円ということも同じくないと思いますのでこちらも制限をかけます。
  2. 数量を選択してフィールドプロパティの入力規則で「>=0」を入力します。
    ※0以上という意味になります。(0を含みます)
  3. 続いて単価です。こちらは入力規則に「>0」を入力します。
    ※0より上という意味になります(0を含みません)
  4. ではチェックしてみます。
    ここで画面を閉じると下記のような注意メッセージが表示されます

    どうやらすでに入力してある数値されている数値に異常の可能性があることを教えてくれているようです。
    ここでは数量に「-10」が入力されているのでこれは異常値です。

  5. さらに注意メッセージが表示されますが、どうしようもないのでここでは「はい」を選択して規則通りの数値に修正したいと思います。
  6. 単価も変更をかけているので同様のメッセージが表示されます。
  7. では正しい値を・・・の前に、確認(テスト)の為、もう一度間違った(マイナス値)数値を入力してみます。

    -5を入力するとエラー表示されました。
    ちゃんと入力規則が効いています。

  8. 続いて単価に「0」入力です。
    こちらもエラーが表示され、きちんと制限がかかりました。
  9. データが正しく入力されると次のレコードに移動することができます。

 

※このブログは私自身の勉強の記録ブログなので自分がわかっていることは省きながら進めています。故に抜け漏れが多いです。きちんと学習したい方は基本テキストを準備して学習されることをおすすめします。

【参考テキスト】
下記書籍を参考に独学させて頂いています。
図が多くて分かりやすいです。

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