今日紹介する工具は電子工作に欠かせないマルチメータです。
私が持っているのは電流も図れるクランプメーターですが、電圧、抵抗も計測できてテスターとしても利用可能です。万能ですね。
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電子工作であれば電流計測までは必要ないと思いますのでそこそこのテスターがあれば問題ないと思います。
安定重視ならばサンワのテスターがおすすめです。
Sanwa(三和電気計器) デジタルマルチメーター PM-3 新品価格 |
さて本題です。
電子工作でこれらテスター類が活躍する場面は
- 電圧計測
- 抵抗計測
- 導通チェック
あたりだと思います。
実際電子工作している時に、ジャンパーワイヤーが断線していたり、ブレッドボードの接触が悪かったりして正常に作動しない時がありましたが、マルチメーターを使って調査することで原因を特定することができました。
ということでそれぞれ使用方法です。
- 電圧計測
- ダイヤルを直流のVに合わせます。
- Arduinoから出ている+3.3Vを計測してみます。
- +3.3VとGNDに繋がれているジャンパーワイヤーを計測します。
+3.3Vを赤色、GNDを黒色で計測します。
テスターに3.31Vと表示されて、正しく+3.3VがArduinoから出力されていることが確認できました。
- ダイヤルを直流のVに合わせます。
- 抵抗計測
抵抗値は抵抗にマークしてある色から算出できますが分かりづらいです。
わかんなくなっちゃったらテスターで計測しましょう。- 抵抗
- ダイヤルをΩマークに合わせ、抵抗の両端にテスターを当てます。
※赤黒どちらでも構いません。
- この抵抗は330Ωで有ることが確認できました。
計測したら.328KΩと表示されていて、328Ω(330Ω)であることが確認されました。0.328KΩ → 328Ωとなりますので表示の単位に(ここではK)注意します。
- 抵抗
- 導通チェック
導通チェックは工作品が思ったとおりに動かない、光らない等で行き詰まったらひとまず確認してみましょう。
電気の流れを「+」→「ー」のながれで一つづつチェックしていきます。
線、部品等ある程度の単位の端と端を確認していきます。
断線もありますが、部品が壊れている場合にも導通しない場合がありました。
まとめ
テスターは高機能なものでなくてもよいので1台はほしいところです。アマゾンであれば数千円で入手可能なものもあります。先程挙げた3点ができれば十分です。ホームセンターでも入手可能ですがやや高めです。
以下アマゾンの商品ですが、例えば
オーム電機(Ohm Electric) 普及型デジタルテスター TST-KJ830 新品価格 |
や
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でも十分だと思います。